
デスクワークによるカラダの痛み(首・肩・腰・背中)でお寄せいただいた声
「肩や首がつらい」「座りっぱなしで腰が重い」「夕方に背中が張る」— 当院で実際に改善を実感された方の声をご紹介します。
滋賀のデスクワークでの痛みでお悩みの20代女性
デスクワークによるカラダの痛みの原因
デスクワークの痛みは病名ではなく「症状名」です。肩や首・背中・腰のつらさは
長時間同一姿勢、猫背・前のめり、肩をすくめる癖、
座面やモニター高の不一致、骨盤・胸椎・頸椎の可動性低下などが複合して起こります。
起こりやすいタイプ
1. 首・肩のこり/頭痛タイプ
- 前のめり姿勢で肩甲帯が固まり、僧帽筋・肩甲挙筋が過緊張。
- モニター位置や視線角度の問題で頸椎の伸展/前突が持続。
2. 背中張り/肩甲骨まわりタイプ
- 胸椎の伸展不足・肋骨の可動性低下で、呼吸が浅く張りやすい。
- マウス手/片腕作業の偏りで左右差が拡大。
3. 腰の重だるさ/坐骨圧迫タイプ
- 骨盤後傾+猫背で椎間板・椎間関節に負担、殿筋群の使いにくさ。
- 長時間座位で坐骨周囲・ハムストリングスが硬くなる。
改善が見込めるタイプと当院のアプローチ
1. 筋緊張主体
触診・徒手検査で頸肩部・肩甲帯・胸椎周囲・腰殿部の圧痛点/短縮を確認。
筋膜リリース・トリガーポイント・MET等で可動性と血流を回復します。
2. 関節機能低下主体
骨盤・胸椎・頸椎の動きを評価し、必要に応じて関節モビリゼーション/ガンステッド等の矯正で動きの質を底上げ。
あわせて呼吸の再学習や肩甲帯の安定化を行います。
3. 生活・作業姿勢由来
座面高・モニター高・キーボード位置・足台を個別に最適化。
胸を張らずに長くなる座り方(肋骨下げ+骨盤中間)と45–60分毎の小休止で再発を防ぎます。
まずは3分セルフチェック
- 夕方に首・肩が重く、頭がボーッとする
- 背中(肩甲骨の内側)が常に張っている
- 座りっぱなしで腰が重く、立ち上がるときつらい
- モニターを覗き込む癖がある/ノートPCだけで仕事をする
- マウスは常に同じ手・同じ場所で使っている
目安:3つ以上当てはまる方は、筋・関節機能の不均衡+環境要因が疑われます。
状態の見極めから始めましょう。無料相談をご利用ください。
状態の見極めから始めましょう。無料相談をご利用ください。
自宅ケア(温める/冷やすの目安)
強い張り・慢性的こわばり
- 温める:入浴やホットパック15〜20分→肩甲帯や殿部の軽い動き。
急な痛み直後(~48〜72時間)
- 冷やす:10〜15分を目安に。皮膚が常温に戻ってから再度。
- 無理な反る/ねじる動作は控える。
注意:しびれの悪化・力が入りにくい・発熱/外傷後などは自己判断を避け、医療機関をご検討ください。
再発を防ぐデスク姿勢
- 座面高:膝・股関節≒90°、足裏は床(届かない人は足台)。
- モニター:上端=目線〜少し下。覗き込み防止に外付けキーボード推奨。
- 肩:肘は体側近くで自然に曲げ、肩甲骨は下げすぎず広げすぎない。
- 休憩:45–60分ごとに立ち上がり、胸椎伸展+肩回しを10–20秒。
簡単セルフエクササイズ(各30秒×3)
- 胸椎の伸び:椅子にもたれ、胸を“反らせすぎず長く”する。
- 肩甲骨リズム:肩を上げ下げ→後ろ回しで呼吸を合わせる。
- 骨盤時計:座位で骨盤を12→3→6→9→12と小さく回す。
OKの目安: 痛みが増えない範囲/動いた後に重だるさが軽くなる。増悪する場合は中止し、評価をご相談ください。
症状別ミニガイド(傾向と対策)
首・肩こりタイプ
- 目安:肩甲帯のすくみ/頸椎前突
- 今は:覗き込みをやめ、目線調整
- おすすめ:肩回し/胸椎の伸び
背中の張りタイプ
- 目安:胸椎伸展不足・肋骨硬さ
- 今は:長時間の猫背を分断
- おすすめ:胸椎伸展+呼吸
腰の重だるさタイプ
- 目安:骨盤後傾+殿筋不活性
- 今は:座り直し/骨盤時計
- おすすめ:股関節主導の立ち座り
初回の流れ・所要時間・持ち物
- カウンセリング:経緯/生活動作/既往(約15分)
- 評価:姿勢・関節可動・筋バランス・神経学的サイン(約15分)
- ご説明:原因仮説/方針/必要回数の目安(約10分)
- 施術:状態に合わせて実施(約20〜30分)
所要目安:初回は合計60〜80分程度。
持ち物:動きやすい服装(スカートや極端に硬い素材は避ける)。
滋賀LSCのテクニック
- 骨の歪み:ガンステッド/関節マニュピレーション/ブロッキング
- 自律神経:SOT
- 筋・筋膜:ニモ/筋マニュピレーション/MET/トリガーポイント
よくある質問(FAQ)
どれくらいの頻度で通えば良いですか?
症状の経過や作業量により異なります。初回評価に基づき、集中期(週1〜)→間隔延長(隔週〜月1)をご提案します。
ボキッと鳴る施術が不安です。
状態に応じてソフトな方法(筋アプローチ・ブロッキング等)を選択可能です。ご希望をお伝えください。
家でできることは?
45–60分ごとの小休止、モニター高の調整、胸椎伸展・肩回し・骨盤時計の3点が簡単で続けやすいです。








