産後におこるカラダの不調でお困りの患者様との症例報告
産後から腰が痛い、長時間の抱っこがきつい、おむつの交換の体勢がしんどい、産後すぐに動かなくてはいけないのにカラダが中々ついていけない。
妊娠・出産・育児と目まぐるしい日々に追われ、カラダにかかる負担は大きいのに自分自身のケアは後回しなんて話はよく聞きます。
授乳期間中は、母体や乳児に影響が出るため、痛み止めや湿布などのお薬をが使えません。
カイロプラクティックの施術は手を使う療法になり薬などは一切使わないので、非常に安全に産後のカラダのケアが出来るのが特徴です。
痛みの原因を調べるための問診内容
問診から考えられる不調の原因は?
1.今回は出産という明らかな原因があります。
2.産後の方によくみられる骨盤の開きが原因となる痛み方が確認できます。
3.腰・骨盤に育児をする体勢で痛みが出ている事が確認できます。
4.カラダを酷使している場所に痛みの確認が取れます。
カラダの痛みを調べるための検査
カイロプラクティックには整形外科検査、画像診断、カイロプラクティック検査、神経学検査など様々な検査があり問診の状況を踏まえた上で必要な検査を選択し痛みの原因探します。
この患者様は産後におこるカラダの不調を治したいというハッキリした目標があるため、出産・育児によりカラダのどの部分に問題を起こしたのか検査して痛みの原因を突き止めます。
また全体的にカラダの問題がないかも一緒に検査する事により、その後の日常生活のアドバイスができます。
腕の動き筋肉の張りをチェック
背骨(腰)の動きのチェック
骨盤の動きのチェック
カラダの痛みを正すカイロプラクティックテクニック
カイロプラクティックには100種類を超える様々なテクニックがあり、来院された患者様の年齢や性別、体格など状態をみて最適なテクニックを施します。
テクニックの中にはズレた骨のゆがみや関節のゆがみを正す、筋肉や筋膜の緊張を緩める、カラダを流れる神経の通り道を整えるなど様々なテクニックがあります。
この患者様の場合、産後の方に起こりやすい腰・骨盤のゆがみや骨盤の開き、育児の疲れからくる腕の筋肉などに問題が見つかったのでケアを中心にカラダのバランスを整える矯正を行いました。
腕の筋肉のケア
ベッドの機能を使った腰のストレッチ
ベッドの機能を使った骨盤の矯正
症状の再発を防ぐための自己ケア・ストレッチ指導
痛みが無くなったから終わりという訳にはいきません。 カイロプラクティックには予防の面でも大きな貢献をする事が出来ます。
一人一人の患者様に合わせ、普段出来る弱った筋肉のトレーニングやストレッチ、正しい立ち方や座り方、カラダの動かし方など様々な予防指導を行なっております。
産後の患者様には特に注意して施術後の経過を見ていかなくてはいけません。
「カラダが痛いから休もう」「この動きが原因と言われたからやめておこう」という選択肢が育児中には取れず、痛みが出るとわかっていても痛みの出る動作をしなくてはいけないません。
なので再発のリスクが通常よりも高くなっています。
セルフケアなどで痛みを予防するための方法
日常での運動 | 良くなった状態を保つ為に必要な運動方法をアドバイスしております。育児の合間に出来る簡単な運動から時間が取れるタイミングで行うしっかりとしたストレッチまでお伝えしました。 |
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育児でのカラダの使い方を指導 | 育児でよくする行動の中に痛みの原因になる動きをやめ、その代わりになるカラダの動かし方を提案・指導を行います。 |