モートン病とは・原因

足の中指と薬指のつけ根まわりで神経が圧迫され、痛みやしびれが出る状態。体重が指のつけ根にかかりやすい立ち方・歩き方、合っていない靴、姿勢のくずれなどが重なると起こりやすくなります。

• 立ち方・歩き方のくせ（つま先重心、内また など）
• 合っていない靴（先が細い／ヒールが高い／サイズ不適合）
• 姿勢の乱れ（反り腰・猫背で前がかり）
• しゃがみ動作・前かがみ作業が多い

なりやすいタイプ

1. カラダの要因

• 足のアーチがつぶれ気味／硬すぎる
• ふくらはぎ・足裏の筋肉がこわばっている
• 関節の動きがかたい（足首・足指）

2. 生活の要因

• 立ちっぱなし／歩きっぱなしの時間が長い
• 同じ靴ばかりで先がきつい・ヒールが高い
• スポーツで前足部（つま先側）に強い負担

3. その他

• 過去のケガ後から足の使い方のくせが残っている

LSCのアプローチ（原因に合わせて整える）

足のアーチをつくる関節の調整

足は小さな関節の集まり。どれかが動かないと、指のつけ根に負担が集中します。関節マニュピレーションや四肢テクニックで、動きの悪い関節をやさしく整えます。

筋肉のケアと使い方の再学習

足裏・ふくらはぎのこわばりは神経の圧を強めます。ニモ・テクニック、トリガーポイント、筋マニュピレーション等でほぐし、再発予防のために使い方を練習します。

姿勢・歩き方のチューニング

つま先重心にならない立ち方・歩き方を、その場で体感しながら身につけます。重心の乗せ方を変えるだけで、痛みが軽くなる方も多いです。

靴・インソールの見直し

足指のスペースが確保できる靴が基本。必要に応じて、専属の義肢装具士と連携し、オリジナルインソールをご提案します。

セルフチェック

• つま先立ちで痛み・しびれが増える
• 靴を脱ぐと少しラクになる
• 指のつけ根（中指・薬指の間）を押すと響く
• 先が細い靴で悪化し、幅広で軽くなる

おうちケア

• 痛みが強い日は無理をせず、足をやすめる
• きつい靴・ヒールは短時間だけにする
• 足指を軽くひろげる／丸めるをゆっくり繰り返す
• ふくらはぎ・足裏のやさしいストレッチ

靴・姿勢のコツ

• つま先に1cmほど余裕がある靴
• 甲でしっかり止められる靴（足が前にずれにくい）
• 立つ時は、かかと・母指球・小指球の三点で床を感じる

かんたんエクササイズ（ながらOK）

• タオルギャザー：床のタオルを足指でたぐり寄せる（片足30秒×2）
• トースプレッド：足指をパーに開く→力を抜く（10回）
• ふくらはぎゆらし：立ってかかとを軽く上下（30回・痛みのない範囲）

ミニガイド

初めての方へ（流れ）

• ① お悩みヒアリング
• ② 姿勢・歩行・足の検査
• ③ 施術方針のご説明
• ④ 施術
• ⑤ おうちケアと靴のアドバイス

この症状で使用するカイロプラクティックのテクニック

• 骨のゆがみ対処法：関節マニュピレーション、四肢テクニック
• 筋肉対処法：ニモ・テクニック、トリガーポイント、筋マニュピレーション、キネシオテーピング、テーピング

よくある質問

ヒールはもう履けませんか？

完全にNGではありません。まずは日常を足にやさしい靴に替えて痛みを落ち着かせ、イベント時など短時間から再開するのがおすすめです。

インソールは必ず必要？

全員に必要ではありません。関節や筋肉、姿勢で改善できる方も多いです。必要な場合のみオリジナルインソールをご提案します。

運動は続けていい？

痛みが強い時期は強度を落としましょう。フォームとシューズを見直せば、再開しやすくなります。

関連リンク

インソール・靴のご相談／ひざ・あしの患者さまの声／すべての声

ご相談・ご予約