胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)とは、胸郭(背骨と肋骨で作られる胸部の空間)から腕へ走る神経や血管の通り道が骨や筋肉などに阻害される問題です。
症状としては腕や手に痛み、痺れ、だるさなどが出てきます。
神経や血管の流れが阻害される場所によって名称が変わりますが症状が同じため総称して胸郭出口症候群と呼びます。
主に整形外科などを受診した場合ですと、電気治療や湿布薬で放置される場合が多いです。
カイロプラクティックでは胸郭出口症候群の問題に対して根本的に圧迫された部位のケアが出来ますので大変有効な療法の一つでもあります。

胸郭出口症候群には色々なタイプがあります

1.カラダの問題

1. 首や肩、胸につく筋肉の緊張が神経の流れを邪魔することで症状が出る場合があります。
2. 肩関節や首の骨、鎖骨などの 骨のゆがみが圧迫を起こします。

2.生活環境が問題

1. なで肩や猫背などの姿勢の悪さや肩を押し付ける寝方などが胸郭出口症候群を引き起こす場合があります。
2. 趣味や部活などで筋肉が大きくなりすぎることにより同等に症状が出るケースも見られます。

3.その他のタイプ

1. 過去に起こした脱臼などのケガ
2. 老化によるもの

カイロプラクティックで胸郭出口症候群がよくなるタイプ

1.カラダの問題が原因で起こる胸郭出口症候群

＞筋肉と骨のゆがみが原因で胸郭出口症候群がおきるタイプ
　首から肩に向かう神経や血管の通り道にある問題をカイロプラクティックケアを使い取り除く事で胸郭出口症候群の症状を改善いたします。

2.生活環境が原因で起こる胸郭出口症候群の改善

＞姿勢の改善
肩や首の位置だけでなく胸郭出口症候群を起こしやすい猫背や座り方を正しくすることで症状が再発しない様にいたします。

---

＞トレーニングをして予防する
カラダの状態を維持するためのトレーニングや逆に発達し過ぎた筋肉を緩めるようにストレッチするなど胸郭出口症候群を再発しない様に指導いたします。