膝の痛みとは・原因

膝の痛みは、半月板などのクッションのトラブル、関節の動きの偏り、骨配列（O脚/X脚等）、筋力・柔軟性のアンバランス、姿勢・動作のくせ、外傷などが組み合わさって起こります。放置すると変形性膝関節症、膝に水が溜まる、半月板損傷などへ進行することもあります。

なりやすいタイプ

1. カラダの要因

• 膝周りの筋緊張・筋力低下
• 骨配列の偏り（O脚・X脚 等）
• 半月板などクッションの損傷

2. 生活の要因

• 特定方向の使いすぎ（スポーツ・仕事）
• 正座・深いしゃがみの反復
• 重い荷物での屈伸ストレス

3. その他

• 変形性膝関節症などの病変
• 外傷（打撲・捻挫・衝突 等）
• 姿勢不良で膝に負担集中

LSCのアプローチ（原因に合わせて整える）

関節の調整（動きの通り道）

膝・股関節・足首のいずれかが動かないと膝に負担集中。関節マニュピレーション、四肢テクニック、AKA等でやさしく整えます。

筋肉ケア（こわばりをほどく）

太もも前後・ふくらはぎのこわばりや弱さに対して、ニモ、トリガーポイント、筋マニュピレーション等で整え、必要に応じてテーピングでサポートします。

動き方のリセット（ねじれを減らす）

立ち方・階段・しゃがみをその場で調整。膝だけで頑張らず、股関節と足首を連動させる使い方を練習します。

セルフチェック

• 階段・しゃがむ動作で痛みが強い
• 膝の関節ライン（内/外）を押すと痛む
• 動かすと引っかかりやゴリッと感じる
• 運動後・長時間立ちで腫れ/こわばり

おうちケア

• 痛い日は深いしゃがみを避ける
• 必要に応じ短時間の冷却（10〜15分）
• 歩数や階段は少しずつ増やす
• こまめな休憩／体重管理

日常動作のコツ

• 椅子から立つ：足は肩幅・上体は前へ少し
• 階段：手すり活用で一段ずつ丁寧に
• しゃがむ：かかと体重＋股関節から折る

かんたんエクササイズ（痛くない範囲で）

• 大腿四頭筋セッティング：膝下にタオル→膝を伸ばす意識（5秒×10）
• ハムストリング軽ストレッチ：椅子で片脚前・つま先軽く上げて前屈（20秒×2）
• 股関節外側の小さな上げ下げ：横向きで脚を小さく上げ下げ（10回）

ミニガイド

初めての方へ（ながれ）

• ① ヒアリング
• ② 姿勢・歩行・膝の検査
• ③ 方針説明
• ④ 施術
• ⑤ おうちケアと動き方アドバイス

この症状で使用するカイロプラクティックのテクニック

• 骨のゆがみ：ガンステッド／ディバーシファイド／関節マニュピレーション／四肢テクニック／AKA
• 筋肉：ニモ／トリガーポイント／筋マニュピレーション／キネシオテーピング

よくある質問

ロッキング（引っかかり）がある時は？

無理に動かさず安静に。状態を確認し、関節と筋肉のケアで動きを整えます。強い痛みや腫れが続く場合は医療機関での検査をご案内します。

運動は続けていい？

痛みが強い時期は強度を下げましょう。フォームと動き方、シューズを見直せば再開しやすくなります。

サポーターやテーピングは必要？

常時は不要な場合も。必要な場面だけ使うと有効です。装着の仕方は来院時にお伝えします。

関連リンク

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