捻挫（足首のねんざ）
足首を内側にひねる内反捻挫が多く、外側の靱帯・筋腱に負担が集中します。初期対応（PRICE）と、関節・筋・動き方・靴の総合調整で「再発しにくい足」を目指します。
メールで〈ちょっと相談〉 電話する（077-565-1330） ※日・祝休み／完全予約制
捻挫とは・原因
足首の関節可動域を超えるねじれにより、靱帯・筋腱・関節包などの軟部組織が伸ばされて損傷します。段差・着地・接触・急な切り返し・合わない靴・筋疲労や柔軟性低下などが引き金です。
なりやすいタイプ
1. カラダの要因
- 足首周りの筋緊張／筋力低下
- 過去の捻挫で靱帯のゆるみ（不安定性）が残る
- 距骨下関節などの骨配列・可動制限
2. 生活・環境の要因
- 不整地・段差・滑りやすい路面
- コンディション不足／柔軟性低下での運動
- 合わない靴（ヒール・サイズ不適合 等）
3. その他
- 接触・転倒などの外傷
- 足が上がらずつまずく癖
LSCのアプローチ（再発させない足づくり）
初期対応 → 可動域の回復 → 安定化 → 動き方の再学習の4段階で、競技・仕事復帰まで伴走します。
初期対応（PRICE）
腫れ・痛みが強い時期はアイシングと安静・圧迫・挙上・必要に応じ固定を指導。骨折の疑いがあれば医療機関の受診を案内します。
関節・骨配列の調整
関節マニュピレーション／四肢テクニック／AKAで距骨・踵骨・立方骨などの動きを整え、可動域と荷重ラインを回復。
筋・靱帯サポート
ニモ／トリガーポイント／筋マニュピレーションでこわばりを緩め、キネシオ・テーピングで安定性を補助。
動き方・靴の最適化
カカト接地〜足部三点支持の使い分け、切り返し時の膝・股関節の向きを練習。路面と競技特性に合う靴選びもアドバイスします。
セルフチェック
- 体重をかけると痛い／不安定に感じる
- 外くるぶし周辺が腫れて熱い
- つま先立ち・片脚立ちが怖い
- 過去に何度も捻っている
おうちケア
- 初期は冷却・圧迫・挙上を短時間でこまめに
- 痛みが落ち着いたら可動域の小さな運動から再開
- 段差・不整地・無理なスポーツは回復段階に応じて
日常のコツ
- 階段は手すりを使い段差を小さく
- 立位は足部三点支持（かかと・母指球・小指球）
- 靴はかかとが安定し足囲が合うものを
かんたんエクササイズ（痛くない範囲で）
- 足関節ABC：空中で足先でアルファベットを描く（1回）
- タオルギャザー：椅子座位でタオルを手前にたぐる（10回）
- 片脚スタンス：壁に指1本で触れバランス（20秒×左右）
ミニガイド
今日からできること
- 段差での無理は避ける
- 冷却・圧迫・挙上
- 合う靴に替える。
やめておきたいこと
- 痛みを我慢した全力ダッシュ
- 不整地での切り返し反復。
受診の目安
- 強い腫れ・内出血
- 体重をかけられない
- 骨折が疑われる。
初めての方へ（ながれ）
- ① ヒアリング
- ② 触診・可動域・安定性検査
- ③ 方針説明
- ④ 施術
- ⑤ おうちケアと復帰までの計画
この症状で使用するカイロプラクティックのテクニック
- 骨のゆがみ：関節マニュピレーション／四肢テクニック／AKA
- 筋・靱帯：ニモ／トリガーポイント／筋マニュピレーション／キネシオテーピング／テーピング／アイシング
よくある質問
腫れが強いときは来ても大丈夫？
骨折の疑いがある場合は先に医療機関で画像検査を。来院時は初期対応と再発予防計画を一緒に立てます。
テーピングは毎日必要？
常時は不要です。痛み・不安定性がある場面に限定して使用し、貼り方は来院時にお伝えします。
いつから運動に戻れますか？
腫れ・痛み・不安定性の段階を見て安全に段階復帰。可動域→筋力→バランス→競技動作の順に進めます。
関連リンク
ご相談・ご予約
まずは相談。今の状態を一緒に確認しましょう
「どこに原因があるのか」をていねいに見つけ、ムリのない計画でサポートします。
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