スポーツ障害（足首）
走る・止まる・切り返す・ジャンプ。スポーツの衝撃と反復は足首に最も集まりやすく、捻挫・靭帯のゆるみ・関節の硬さ・骨配列の乱れ・靴の不適合などが重なると長引く痛みになります。原因を分けて整え、競技復帰と再発予防を目指します。
- スポーツ障害・足首の原因
- 起こりやすいタイプ
- LSCのアプローチ
- セルフチェック
- おうちケア
- 日常のコツ
- かんたんエクササイズ
- ミニガイド
- 初めての方へ
- 使用テクニック
- よくある質問
- 関連リンク
- ご相談・ご予約
メールで〈ちょっと相談〉 電話する（077-565-1330） ※日・祝休み／完全予約制
スポーツ障害・足首の原因
- 筋損傷・過緊張：ふくらはぎ群や腱の拘縮・挫傷
- 関節の問題：距腿関節・距骨下関節の硬さ／不安定
- 骨配列の乱れ：脛骨・距骨・踵骨などの並び偏り
- 靭帯の伸張・損傷：捻挫後のゆるみ（捻挫癖）
- 生活・用具：合わない靴、路面の硬さ、練習量の偏り
- 連鎖：膝・股関節・体幹の代償、首や腰の影響
起こりやすいタイプ
1. カラダの要因
- 筋の硬さ・弱さで着地衝撃を吸収できない
- 関節可動域の低下（背屈制限・内外反の偏り）
- 骨配列（回内/回外過多、距骨位置の偏り）
2. 生活・環境要因
- 路面・シューズ・スパイクなど環境ストレス
- 反復・使いすぎ、長時間同一姿勢（例：ポワント）
3. その他
- 接触・段差・踏み外しなどの外傷
- 加齢や既往症、捻挫後の不安定性
LSCのアプローチ（原因別に整える）
ポイントは「痛みの出る動作」で何が足りず何が過多かを見極めること。関節・筋・配列・靴とフォームを4方向から調整します。
筋のケア（過緊張・滑走不良）
ニモ／トリガーポイント／筋マニュピレーションで拘縮や癒着を緩め、負担線を分散します。
関節可動と配列の調整
関節マニュピレーション／AKA／四肢テクニックで距腿・距骨下の通り道を整えます。
環境・フォームと再発予防
路面・練習量・シューズを見直し、着地時に股関節・体幹と分担できるフォームを練習。必要に応じてテーピングで補助します。
セルフチェック
- 上り坂・方向転換・ジャンプ着地で足首外側が痛む
- しゃがみで足首が詰まる／背屈が硬い
- 同じ箇所を何度も捻挫している
- 靴底の減り方が左右で偏る
おうちケア
- 痛みが強い時期はRICE原則（冷却は10〜15分・直接当てない）
- 練習量は段階的に戻す／路面を選ぶ
- 靴はかかとが遊ばず前足部が捻じれにくいもの
日常のコツ
- 立位は三点支持（かかと・母指球・小指球）
- 階段・坂は小刻みに／手すり活用
- 長時間の立ちっぱなしは1時間に1回足首ポンプ
かんたんエクササイズ（痛くない範囲で）
- 足首ポンピング：座位で背屈・底屈を各20回
- カーフレイズ：ゆっくり10回×2（片脚は痛みゼロで）
- チューブ外がえし：軽負荷で10回×2（安定化）
ミニガイド
今日からできること
- 練習前後のポンピング
- 路面と靴の見直し
- 片脚荷重を減らす。
やめておきたいこと
- 痛み我慢の反復ダッシュ
- 段差の跳び下り
- 古いシューズ継続。
受診の目安
- 腫れ・内出血、夜間痛、ぐらつき、数週間続く痛みは要相談。
初めての方へ（ながれ）
- ① ヒアリング（競技・ポジション・用具）
- ② 姿勢/歩行/着地テスト
- ③ 方針説明
- ④ 施術
- ⑤ ホームケアと再発予防
この症状で使用するカイロプラクティックのテクニック
よくある質問
捻挫を繰り返します。施術で安定しますか？
関節の通り道と周囲筋の協調を整え、必要に応じてテーピング・フォーム修正・靴の見直しで再発率を下げることをめざします。
練習は続けてもいいですか？
痛みが強い時期は強度を下げ、路面やメニューを調整。段階的に復帰計画を立てます。
インソールは必要？
全員に必須ではありません。配列や柔軟性に応じてオリジナルインソールをご提案する場合があります。
関連リンク
足首の捻挫／足底筋膜炎／インソール・靴のご相談／ひざ・あしの患者さまの声
