
ストレートネック(首の前弯減少)でお悩みの方へ
首が真っすぐに近づくと、頭の重さ(約4〜6kg)が首・肩・背中に過剰集中し、肩こり/頭痛/手のしびれ/首の可動制限などが出やすくなります。当院はからだ(構造×神経)+生活(姿勢×環境)を同時に整え、負担のかからない首カーブ(前弯)の回復と再発予防を目指します。
患者さまの声(例)
滋賀LSCに寄せられた患者さまの声一覧
※当院は完全予約制/日曜・祝日休みです。
ストレートネックの基礎と原因
首は本来ゆるやかな前弯カーブで頭の重さを分散します。前弯が減ると(ストレートネック)、耳の位置が肩より前方にずれ、頚椎・肩甲帯・上背部に負担が集中。 症状例:肩こり/頭痛/細かな作業がつらい/焦点が合いにくい/後頚部の熱感/首の支持困難/手のしびれ など。なりやすいタイプ
1.カラダの問題
- 首〜肩の筋過緊張(僧帽筋上部・胸鎖乳突筋・肩甲挙筋など)
- 頚椎の可動性低下で前弯が保てない
- 胸椎上部の後弯過多やC7-T1移行部の配列不良
2.生活環境が原因
- 長時間の見下ろし姿勢(PC手元・スマホ・タブレット・手作業)
- 合わない寝具・椅子・机の高さ、座り姿勢の崩れ
3.その他のタイプ
- 外傷・事故後の防御緊張
- 先天的・体幹全体の湾曲減少(フラットバック姿勢)

当院の見立てとアプローチ
1.カラダ要因に対するケア
>骨のゆがみが原因:頚椎配列・胸椎上部の可動を評価し、前弯を妨げる関節機能不全を安全に調整します。>筋の過緊張が原因:頚部・肩甲帯の過緊張を緩和し、頭部前方位からニュートラルへ戻せる土台を作ります。
2.生活環境の最適化
>姿勢の改善:全身S字の再建は首だけを触っても進みません。骨盤〜胸郭の整列や視線高の確保を含めて指導し、再発を予防します。3.再発予防トレーニング
>首・肩・体幹の協調:個別の筋力・持久力に合わせ、頚深層屈筋の活性と肩甲帯コントロールを中心にメニュー化します。セルフチェック/受診の目安
- 耳の穴が肩より前にある/あごが前に突き出る
- 上を向くと首後ろがすぐ突っ張る・痛い
- しびれ・力の入りにくさ・脱力がある(→医療機関の受診も検討)
注意:急な強い痛みや外傷後、発熱・神経症状(広がるしびれ、筋力低下など)がある場合は先に医療機関での評価を推奨します。
今すぐできるセルフケア
- あご引き呼吸:鼻から吸う→軽くあごを引き、後頭部を後ろへ“そっと長く”する(10回)
- 胸をひらく休憩:肘を後ろに引き肩甲骨を寄せて5秒×10回
- ホットタオル:肩〜首付け根を温めて筋緊張をリセット
生活・仕事環境の工夫
- モニタは目線の高さ(ノートPCは台を使用)
- スマホは顔の前で持ち、見下ろし角度を減らす
- 椅子は座面深く、骨盤を立てて坐骨で座る/枕高は首の隙間を埋める程度
やさしい首トレ(各10回/痛みゼロ~軽度範囲)
- 頚深層屈筋活性:後頭部を後ろへ引いて首を長く
- 壁を使ったストレッチ:後頭部・背中・骨盤を壁へ、腕をスライド
- 胸椎伸展リセット:丸めたタオルを肩甲骨の少し下へ置き、ゆっくり深呼吸
場面別ミニガイド
デスクワーク
- 45–60分ごとに姿勢リセット
- キーボードは近め、肘は90°前後
スマホ
- 持ち上げる・寄せるが基本
- ベッドスマホは短時間
睡眠
- 枕は低すぎ・高すぎ回避
- 横向き時は背骨が一直線
初回の流れ
- 問診:発症経緯・生活環境・作業姿勢・睡眠環境
- 評価:頚椎/胸椎可動、頭部前方位、筋緊張、神経所見
- 説明:原因仮説・施術計画・ホームケア提案
- 施術:段階的な関節調整+筋緊張の正常化+再発予防指導
この症状で用いるテクニック
よくある質問
画像で「ストレートネック」と言われました。良くなりますか?
画像所見があっても、機能(可動・筋緊張・姿勢)の改善で症状軽減・再発予防が期待できます。日常の姿勢・環境調整が鍵です。
枕は高いほうが良いですか?
人により最適高さは異なります。首の隙間を無理なく埋め、顎が上がらない高さが目安。評価時に具体的にアドバイスします。
運動は何から始めれば?
まずはチンタック+胸椎リセットから。痛みが強い場合は無理せず、段階的に負荷を上げます。
まずは相談
相談だけでもOK。 現状の姿勢・生活動線・睡眠環境を整理し、あなたに合う施術とホームケアをご提案します。
ご予約前のご相談歓迎。








