
ムチウチ(むち打ち・外傷後頚部症候群)でお悩みの方へ
交通事故や転倒などの衝撃で、首まわりの関節・靭帯・筋膜・神経にストレスがかかると、頭痛や首が回らない、しびれ、倦怠感などが現れます。直後だけでなく数か月〜数年後に出る遅発症状もあります。滋賀LSCでは医療機関で重篤所見が否定された後、機能回復と再発予防を目的に、段階的にケアします。
患者さまの声(例)
滋賀LSCに寄せられた患者さまの声一覧
※当院は完全予約制/日曜・祝日休みです。
ムチウチの主な原因
急な加速・減速で頭部が後屈→前屈(あるいは側屈・回旋)し、頚部の靭帯・関節包・筋膜に過度の張力がかかります。直後は炎症と防御収縮、時間が経つと可動性低下・配列不良や痛みの持続につながることがあります。まずは整形外科で骨折・靭帯断裂・神経学的異常などの重篤所見がないか確認しましょう。症状タイプ
1. 事故直後〜急性期
- 炎症・腫脹・防御収縮により強い痛み/可動制限
- 頭痛・めまい・吐き気などの随伴症状
2. 遅発/再発タイプ
- 修復過程で配列不良が固定され関節機能不全が残存(いわゆる角状変形を含む)
- 不十分なリハビリで慢性化・再燃

当院のアプローチ
1. 急性期(まずは医療機関→併用ケア)
>事故直後は先に整形外科受診を。重篤所見が否定され、痛みが続く場合は炎症期に応じてアイシング・軽い固定・姿勢/生活指導を行い、経過を見ながら穏やかな可動の回復を図ります。2. 亜急性〜慢性期(配列と可動の再構築)
>首のゆがみ・硬さの改善:頚椎/頚胸移行部の機能不全を評価し、安全な関節調整と軟部組織ケアで可動を回復。深層筋の賦活で安定性を取り戻します。>再発予防のトレーニング:姿勢の再教育、頚深層屈筋・肩甲帯安定化、胸椎伸展リセットを段階的に指導します。
受診の目安/セルフチェック
- しびれ・脱力・手の巧緻動作低下がある
- 強い頭痛・めまい・嘔気、意識消失の既往がある
- 夜間痛・安静時痛が続く/痛みが増悪している
- 事故直後〜数日で症状が変化しない/悪化する
注意:上記に該当する場合は速やかに医療機関での評価を推奨します。画像所見・診断は施術計画に反映します。
今すぐできるセルフケア
- アイシング:炎症期は1回10〜15分を目安に間隔を空けて実施
- 負担ゼロの安静位:仰向けで膝下クッション。枕は首の隙間をやさしくサポート
- 微痛〜無痛の可動:頷き・小さな左右回旋をゆっくり(各5〜10回)
生活・仕事環境の工夫
- 画面は目線の高さ、椅子は坐骨で座る、肘は約90°
- スマホは持ち上げて見下ろしを減らす
- 枕の高さは首のカーブに合わせて調整
やさしい可動リセット(痛みのない範囲)
- アゴ引き運動:後頭部をそっと後方へ・首を長く
- 肩甲帯セット:肩甲骨を軽く下げ寄せ5秒保持×5
- 胸椎リセット:丸めタオルで胸を開き深呼吸
場面別ミニガイド
事故直後
- まず医療機関で評価
- 炎症期は冷却と安静位
運転・移動
- 背もたれやや立て骨盤を立てる
- 休憩ごとに首を小さく動かす
睡眠
- 高すぎ/低すぎの枕を回避
- 横向きは背骨を一直線に
初回の流れ
- 問診:事故状況・症状推移・既往歴・生活動線
- 評価:可動域/筋緊張/頚胸移行部/神経所見
- 説明:原因仮説・見通し・セルフケア
- 施術:関節機能の回復+軟部組織ケア+再発予防指導
この症状で用いるテクニック
よくある質問
事故直後はいつ来院すればいい?
まずは医療機関で骨折や神経学的異常の有無を確認してください。重篤所見が否定され、痛みや可動制限が残る場合は早期にご相談ください。
どのくらいで楽になりますか?
個人差があります。急性期は炎症の収束とともに数日〜数週間で軽減することが多く、配列・安定性の再構築と生活改善で再発を抑えます。
施術は痛くありませんか?
痛みの段階に合わせて安全な範囲で行います。強い痛みを伴う手技は避け、段階的に可動と安定性を回復させます。
まずは相談
相談だけでも歓迎です。 事故状況と現在の症状、検査所見を共有いただければ、あなたに合う計画をご提案します。
ご予約前のご相談歓迎。








