
「手術は終わったのに痛い・動かない…」術後/事故後の肩・肘・手を、根本から建て直す。
骨折・腱板損傷・靭帯損傷などの術後リハや、事故後の固定明けで痛み・可動域低下・しびれ・こわばりが長引く――原因は関節拘縮・瘢痕(バンド)・神経滑走低下・肩甲帯の協調不全などの複合。LSCは医療での評価内容を踏まえ、炎症管理→機能回復→運動再教育→再発予防の順で安全に前進させます。
滋賀LSCに寄せられた患者さまの声一覧
術後・事故後の痛みが長引く原因
原因はひとつではありません。代表は関節包の拘縮・瘢痕癒着、神経や腱の滑走性低下、筋力抑制(疼痛で入らない)、肩甲帯や胸椎の硬さ、フォーム/生活動作の偏りなどの複合です。インプラントやボルト周囲の可動制限が残るケースもあります。
よくあるタイプ
1. カラダの問題が原因
- 関節拘縮・瘢痕(バンド)で可動域がロックされる
- 神経・腱の滑走低下(つっぱり・ピリつき)
- 肩甲帯の協調不全(肩甲骨がうまく動かない)
2. 生活環境が原因
- 固定明け後も保護し過ぎ/使い過ぎの偏り
- デスク・家事・作業のフォーム不良や睡眠不足・冷え
3. その他
- インプラント/ボルト周囲の可動制限
- 術前からの代償パターンの残存・痛みの過敏化

当院のアプローチ(炎症管理→機能回復→再発予防)
1. ルールアウト&炎症期:刺激量コントロール
>医療連携:創部の異常・発熱・強い腫れはまず医療機関での評価。医師の指示を踏まえて施術計画に反映します。
>炎症管理:ポジショニング・軽い冷却(10〜15分)・挙上・手指ポンプ運動、必要に応じ保護テーピング。
2. 回復期:配列・滑走の最適化
>関節調整:胸椎・肩甲上腕・肩鎖/胸鎖・橈尺・手根の可動を安全域で回復。
>軟部組織ケア:瘢痕が許可段階なら癒着対策、腱・神経の動きを回復させる事でつっぱり軽減。
3. 再学習:肩甲帯・前腕の使い方を再設計
肩甲骨セッティング→等尺性→体重負荷の小さい荷重→段階的レジスタンス。握力・つまみ力やフォームも整えます。
4. 再発予防:負荷管理と環境づくり
仕事・家事・スポーツの負荷量・休憩・道具の最適化。セルフケアを習慣化して戻りを防ぎます。
受診の目安/セルフチェック
- 創部の発赤・熱感・滲出/発熱・悪寒
- 可動域が急に狭くなりゴリッ・引っかかりを感じる
- しびれの増悪・明らかな筋力低下・安静時激痛
今すぐできる応急セルフケア
- ポジショニング:抱き枕やタオルで痛みの少ない位置をキープ
- 手指ポンプ/前腕ゆらし:むくみ・こわばりを軽減
- 振り子運動(小さく):痛み手前で円運動
- テーブルスライド:机上で前方へ小さく滑らせる
日常・道具・寝姿勢の見直し
- デスクは肘90°・マウスは体側近くで肩をすくめない
- 荷物は軽くし左右交互に持つ/斜め掛けは短時間に
- 就寝は抱き枕+タオルで前方の張りを軽減
悪化させない動かし方(痛み手前で少なめ回数)
- 肩甲骨セッティング:中間位で下げて内下方へ軽く(5回)
- 等尺性外旋・内旋:タオルを肘に挟み、壁に5秒×5
- 胸椎伸展の深呼吸:鼻3秒/口4秒×5
場面別ミニガイド
家事(洗濯・掃除)
- 患側は体幹に近づける/高所は避ける
- 長時間は分割・こまめに休憩
スポーツ復帰
- フォーム撮影で代償動作チェック
- 筋持久→パワーへ段階的に移行
職場(PC/梱包)
- 30〜45分毎に胸椎伸展+肩甲骨セット
- 重い箱は近くで抱える/ねじらない
初回の流れ
- 問診:術式/固定期間/既往・服薬/現在の困り事
- 評価:創部の状態確認(医師の指示範囲)、可動域、疼痛パターン、肩甲胸郭リズム、神経・腱グライド、握力
- 説明:原因仮説と期別方針、ホームケアの共有
- 施術:関節機能回復+軟部組織ケア+運動再教育(禁忌を厳守)
この症状で用いるカイロプラクティックのテクニック
よくある質問
手術直後でも施術できますか?
術部を直接「ボキッ」としますか?
どれくらいで良くなりますか?
まずは相談
ご予約前のご相談歓迎。








