シーバー病（踵の成長痛／Sever病）
成長期のかかとの骨端（軟骨部）に繰り返しの負荷がかかると炎症が起こり、走る・跳ぶ・着地などで痛みが強まります。ふくらはぎの硬さ、足首の可動性低下、フォームやシューズ不適合が重なると長引きやすく、早期に原因を整理して整えることが大切です。
- シーバー病とは・原因
- 起こりやすいタイプ
- LSCのアプローチ
- セルフチェック
- おうちケア
- 日常のコツ
- かんたんエクササイズ
- ミニガイド
- 初めての方へ
- 使用テクニック
- よくある質問
- 関連リンク
- ご相談・ご予約
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シーバー病とは・原因
成長期は踵骨の端に軟骨が残り、アキレス腱の牽引や着地衝撃が繰り返し加わると炎症を起こし痛みが出ます。ふくらはぎ（腓腹筋・ヒラメ筋）の硬さ、足首の可動域低下、体幹・骨盤のアライメント、シューズ不適合などが重なると長引きやすくなります。
起こりやすいタイプ
1. カラダの要因
- 腓腹筋・ヒラメ筋の柔軟性低下で牽引ストレスが増える
- 背骨・骨盤・足首の可動性低下で負担が集中
2. 生活環境の要因
- 合わない靴・スパイクで踵への圧やねじれが増える
- 走跳動作の反復・酷使（練習量が急増）
- 固い路面・傾斜路など環境要因
3. その他
- 急激な身長増加で骨と筋の成長速度が不一致
- 姿勢不良で踵寄りに荷重が偏る
LSCのアプローチ（原因別に整える）
痛みの出る動作と部位を特定し、筋（ふくらはぎ）・関節（足首/膝/骨盤）・配列・シューズ/練習量を総合的に調整します。
筋のケア（腓腹筋・ヒラメ筋）
ニモ／トリガーポイント／筋マニュピレーションで滑走性を回復。必要に応じてキネシオテーピングで負担分散。
関節の通り道と配列を整える
関節マニュピレーション／AKA／四肢テクニックで足首～膝～骨盤の協調を改善します。
シューズ最適化と練習管理
踵カップのホールド感・つま先余裕・インソールをチェック。路面やメニューの見直しで着地衝撃を管理します。
セルフチェック
- 走る／ジャンプの直後や翌日に踵が痛む
- 踵をつまむと局所に強い痛み
- つま先立ちで痛みが増す
- ふくらはぎが張って固い
おうちケア
- 痛い時期はRICE原則（冷却10〜15分・直接当てない）
- 練習再開は距離・強度・頻度を段階的に
- お風呂後に腓腹筋・ヒラメ筋ストレッチを軽く
日常のコツ
- 立位は三点支持（かかと・母指球・小指球）で均等荷重
- 通学靴もかかとが遊ばないサイズを選ぶ
- 坂道・硬い路面の連続は避けて休息日を作る
かんたんエクササイズ（痛くない範囲で）
- カーフストレッチ：壁押し20秒×左右×2（膝曲げ／伸ばし）
- タオルギャザー：足指でタオルを手前へ10回
- ヒールレイズ軽負荷：痛みが落ち着いたら10回×2
ミニガイド
今日からできること
- 練習量の段階管理
- クールダウン徹底
- シューズの踵ホールド見直し。
やめておきたいこと
- 痛み我慢の全力ダッシュ
- 硬い路面での長距離連続
- サイズ不適合靴の継続。
受診の目安
歩行でびっこ・夜間痛・腫れ・数週間改善しない場合は相談を。
初めての方へ（ながれ）
- ① ヒアリング（競技・練習量）
- ② 姿勢/歩行/足首・ふくらはぎ検査
- ③ 方針説明
- ④ 施術
- ⑤ ホームケアと練習再開計画
この症状で使用するカイロプラクティックのテクニック
- 骨・関節：関節マニュピレーション／四肢テクニック／AKA
- 筋・軟部：ニモ／トリガーポイント／筋マニュピレーション／キネシオテーピング
よくある質問
運動は続けてもいいですか？
痛みが強い時期は強度を下げ、路面・メニュー・量を調整。段階的に復帰計画を作ります。
インソールやサポーターは必要？
全員に必須ではありません。配列やシューズ適合を見て必要な場合に最小限でご提案します。
成長が止まれば自然に治りますか？
放置で長引く例もあります。早期に柔軟性・可動性・フォームを整えると再発予防につながります。
関連リンク
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