
長時間座れないでお寄せいただいた声
デスクワークや運転、授乳・育児などで座り続けると腰・骨盤・お尻がつらい——。同じ部位に負担が集中し、筋疲労・関節ストレス・姿勢の崩れが重なって痛みやしびれに繋がります。当院では「座り姿勢・環境・体の使い方」まで含めて根本から整えます。
実際の声
「あっという間に痛みが消えて驚いて大変驚いています!」(20代 女性/産後の骨盤の歪み・長時間座れない・デスクワーク痛)
滋賀LSCに寄せられた患者さまの声一覧
※当院は完全予約制/日曜・祝日休みです。
長時間座れない状態の原因
座位では左右の坐骨を支点に、周囲の筋群が体幹を支えます。同一姿勢が続くと筋疲労の蓄積、骨盤・腰椎アライメントの乱れ、関節への圧負担が重なり、痛み・しびれ・だるさに発展します。
起こりやすいタイプ
1. カラダの問題(機能・配列)
- 体幹の持久力不足で座位の安定が続かず、筋疲労が蓄積。
- 長年の不良姿勢で骨盤・腰椎の配列が崩れ、関節へ負担集中。
2. 生活環境(行動・環境要因)
- 姿勢を変えにくい業務・通学・長距離運転。
- 読書/スマホ/ゲームを不良姿勢で長時間。
3. その他
- 胸椎・肋椎関節のスペースが狭い体質。
- 産前・産後で骨盤が不安定。

当院の見立てとアプローチ
1. 筋緊張・筋力バランスの是正
骨盤周囲・臀筋群・体幹の過緊張/弱化を評価し、軟部組織アプローチと運動指導でバランスを整えます。
2. 骨・関節アライメントの調整
腰椎・骨盤・胸椎の可動性評価→必要に応じて関節モビリゼーション/矯正。広がり過ぎる部位は安定化、固い部位は可動改善で負担分散。
3. 姿勢・環境の最適化
座面高・背もたれ・クッション・モニタ位置・足元などを調整し、同一部位に負担を集中させない座り方を再学習します。
まずは3分セルフチェック
- 座って20〜45分で腰/骨盤/お尻がつらくなる
- 立ち上がり始動時に痛みが強いが、動くと和らぐ
- 座面・椅子の種類によって症状が変わる
- 産後から座位が特につらくなった
自宅ケア(今すぐできる対策)
- 30〜45分ごとに姿勢変更:立つ・歩く・股関節を軽く動かす。
- 座面はやや高めで膝≒股関節角度90°を目安。
- 骨盤は中間位(反り/丸めの極端を避ける)。
- 必要に応じてランバーサポートや座面クッションを活用。
注意: しびれの広がりや夜間痛、発熱・外傷直後、排尿/排便の異常がある場合は医療機関をご検討ください。
再発を防ぐ日常姿勢
- 座位:骨盤中間位+背もたれ活用。足裏は床にベタ付け。
- PC作業:モニタ目線はやや下、キーボードは肘90°前後。
- 車運転:座面を少し前上がり、背もたれは軽く後傾で骨盤を支える。
休憩時の簡単エクササイズ(各20〜30秒×3)
- 骨盤前後ロッキング:椅子に浅く座り、小さく前傾/後傾。
- 股関節ヒンジ練習:立位でお尻を後ろへ引く(腰は反らさない)。
- ブレーシング呼吸:お腹周りに軽く圧を保ちながら静かな呼吸。
症状別ミニガイド(傾向と対策)
デスクワーク
- 今は:45分ごとに立つ
- おすすめ:ランバーサポート+前後ロッキング
長距離運転
- 今は:PA/SAで小休止
- おすすめ:座面やや前上がり+骨盤中間位
産後の座位痛
- 今は:授乳クッション活用
- おすすめ:体幹の軽い安定化と股関節ヒンジ
初回の流れ・持ち物
- カウンセリング:業務/家事/通学/運転などの状況を聴取
- 評価:座位姿勢・可動・筋緊張・動作(立ち上がり等)
- ご説明:原因仮説/方針/必要回数の目安
- 施術:状態に合わせて安全に実施
所要目安:60〜80分 持ち物:動きやすい服装
この症状で用いるテクニック
- 骨・関節: ガンステッド/ディバーシファイド/関節マニュピレーション/ブロッキング/マッケンジー
- 自律神経系: SOT
- 筋・軟部組織: 筋マニュピレーション/ニモ/トリガーポイント/キネシオ
よくある質問
クッションや腰当ては使った方がいい?
合う方には有効です。骨盤の中間位を保てる高さ・硬さを選び、座面はわずかに前上がりが目安です。
温める/冷やすのどちらが良い?
急な増悪や炎症感には短時間の冷却、慢性的な張りには軽い温感で血流を促すなど、反応を見て選びます。
どのくらいの間隔で立てばいい?
目安は30〜45分ごと。仕事の区切りに合わせてタイマーを使うのがおすすめです。
まずは相談
まずは相談だけでもOK。 状態を把握してから、最適な進め方をご提案します。
ご予約前のご相談歓迎。








